第1章 編入

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昨日のことや、学園のことなどを話してると、8時近くになっていた 「そろそろ戻るわね?」 「あぁ、また遊びに来てくれ」 「そうするわね」 それじゃ。 と、手を振って帰路についた 有紗を見送っては、制服に着替えて家を出た 学園への道中、澪への視線が絶えなかったが、本人は気にしている様子はない 通学路の途中で、商店街に差し掛かった ここ、東国『星蓮(せいれん)』は商業に特化している国である その反面、科学などの技術面では他国に劣る だが、それを補うようにして魔術も盛んだ その代表格として、ギルド『七英雄』があたる 澪の所属しているギルドだ 国の情勢やギルドに関しては後ほど まだ朝早いのに、商店街は非常に活発的で賑やかだ 「ん?」 そんな賑やかな中、澪は何かを感じた
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