1993年

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平成**年 2月 辰、あんたがいない この街であたしはまだ 生きている 仲間達は辰の命日には 空に向かってバイクの音を 響かせた 辰、あんたは幸せだった? 辰の背中をまだ夢で追って あたしはひとりの夜を過ごす その日見る夢は限って 辰が泣いたあの日だった 夢に出た辰に決まって 辰、あたしはまだ 生きてていいのかな そう呟くと 辰は笑っていた 1997年 2月 9日 辰、あたしと仲間は 辰の骨を単車で走りながらまいた あんたが大好きだった 仲間と単車と一緒にいれるように 辰、もう一人じゃないよ  
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