桶狭間の役立たず

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「…殿!…殿!酒井殿!」 (んん~。あれっ?) 「酒井殿!∞Ωαθεδ?」 (なにゆうとんねん。 訳わからんわ!) 周りにはちょんまげ野郎が… (マジかよ! 戦国きちゃってるよ! あっピアスつけな!!) 「酒井殿?どうなされた?」 「いや、なんでもない。」 (てか、どちらさんで?) 拓也はどうやら評定の間に 飛ばされたらしい。 ちょんまげ野郎共が 言い争っている。 「今川は大軍じゃ。 ここは降伏致そう。」 「籠城で迎え撃つべし!」 「打って出るべきじゃ!」 (今川?そうか! 今は桶狭間前だな。 しかも評定にでてるとなると どうやら俺はなかなかの 地位らしいな。) 時はさかのぼること ちょうど500年前である。 「もぅ評定は終まいじや。」 「殿!いけませんぞ! 今日こそは決断を!」 (こいつが信長か~。 本物見ちゃったよおぃ。) 信長「 寝る。」 「殿!………はぁっ。織田も もう終わりじゃ。」 (いやいや終わりませんよ。)
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