槍で1年

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実は利家は同胞を斬った罪から 信長の怒りを買い浪人となるが 桶狭間合戦では謹慎の身で あるにも関わらず参戦し 功績を挙げ許しを得ていた。 利家「毎日振り続ける事が 肝心ですぞ拓也殿。」 青年時代は信長の小姓を つとめただけあってなかなかの 聡明さと外見の美しさを 兼ね備えていた。 猿とは大違いである。 しかもなかなかの良い奴だ。 「いやぁ利家殿はどこぞの 猿とは大違いですなぁ~。」 藤吉郎「ふんっ。」 そんなこんなで拓也の槍さばきも なかなか様にはなってきていた。 なんせ槍を突いて振って 1年たったようなもんなのだから 人並み以上にはなっていた。 (もうすぐこっちにきて 1年だなぁ。あいつら うまくやってるだろうか。)
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