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(んん?!きっしぇぇ!)
目の前の壁に移し出された
きしょくの悪い生命体…
足1本でひょろひょろの
胴体に腕は2本で指は1本。
顔といえば目、鼻、口、耳
全てのパーツが糞でかい。
(こえぇぇぇぇぇ!母ちゃん!)
と声にも出せず心で叫ぶ。
壁に移し出されたわりには
やけにリアルだ。その生命体は
ゆっくりと右腕を上げ
一本しかない指で俺を指した。
すると脳内になにか
語りかけてくる。
『ようこそ戦国時代へ。
これからあなたには乱れる
戦国の世を大名家に仕え
天下を目指してもらいます。』
(いや遠慮しときます…
遠慮させてください…)
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