二人の少年

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富田「いやぁ~、君は見る目があるねぇ~。よしっ!!もう一本、おまけ。」 富田は、嬉しそうに拓也に、ネギ味噌をもう一本おまけした。 庄一「(うわぁ~。褒めに弱いなぁ~。)」 富田「もしよかったら、そっちの君にも……。」 富田は、庄一にネギ味噌を一本おまけした。 庄一「あっ、どうも………。」 ネギ味噌を食べ終えた二人は、席を離れた。 拓也「じゃあ、俺らはこれで………。」 富田「また、来てくれよ!!」 庄一「はいっ!!」 二人は優しく微笑んだ。 庄一「じゃあ、さっきもう一本食べたネギ味噌の代金も……。」 富田「いいよ……。」 庄一「えっ!?」 富田「さっきのは、おまけだからいいよ……。」 拓也「本当ですか!!」 富田「あぁ、その代わり、また来てくれよ。」 拓也「はいっ!!絶対来ます!!」 庄一「このネギ味噌、みんなに自慢します!!」 富田「いいよ~、そんな事しなくても~。」 富田は照れながら答えた。 拓也「それじゃあ、また…。」 庄一「それじゃあ……。」 富田「あぁ……。」
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