3150人が本棚に入れています
本棚に追加
見事に道に迷った私…
方向音痴のスキルが発動したようだ…
「昼間とは、やっぱり違うな~」
私は呟きながら、知ってる道に出ないか?とあてもなく歩く。
引っ越してきてまだ2日目。
近所の地理も把握してない上に方向音痴…
なかなか、知ってる道に出なくて、気持ちは次第に焦り出す。
「ああん!やっぱり山田くんに送ってもらえばよかったー!」
と、1人騒いでも、後の祭り…
歩きすぎて、ダルくなった足でひたすら歩く。
「この道でいいのかな?確かもっと簡単の道だったはずなのに、どこで間違えたかな?昼間見る景色とは違うからな~」
疲れてきて、次第にイライラしてくる私…
「お兄ちゃん…」
私は携帯を持って、お兄ちゃんに迎えに来てもらおうかと考える…
けど止める。
頭に山下マネージャーの顔が浮かんできたからだ。
「あなたは兄である智也にもっともっと頼りなさい!あなた1人じゃ何も価値はないけど、あなたには智也がいる!智也のネームバリューは今最高よ!利用しない手はないわ~ホーホホホホ♪」
と高笑いする山下マネージャーの顔が…
最初のコメントを投稿しよう!