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「けどこれで終わらないからね」
「うん…待ってる…」
何回も握手した手を上下に振る私達…
「いつか必ず葉月に追い付いてやるから…その時は…」
「ちづる…さん…でいい?」
「ああ!当たり前だよ!あんたにダンスを教えてあげたのは私なんだからね!」
クスッ…
二人同時に笑い出す…
思い出す…クィーンてぃあらでの練習の日々を…
歌うことや踊ることが大好きで楽しかった頃を……
「ありがとう…ちづる…」
「こっちこそ…なんか忘れてたものを思い出せたよ…ありがとう…葉月…」
こうして…てぃあらとのわだかまりも解けたクリスマスライブは終了した…
急いで車の前で待つ山田くんの元に走る。
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