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「えっ!?」
思わず俺もびっくり。
彼女はもっとびっくり。
どうやらドアに寄りかかって居眠りをしていたらしく
そのドアを俺が開けてしまったために起きた事故らしい。
「あ、えっと…大丈夫?」
「大丈夫、大丈夫~」
あはは、と笑う彼女の名前はかろうじて知っていた。
いや、名前しか知らなかった。
笑顔にやられた俺は典型的な一目ぼれをしてしまったのだ。
まあ、当たり前にこの後
居眠りしてた彼女と遅刻してきた俺はお呼び出しをくらった。
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