第三話 心と体は正反対?

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まぁ俺の口調とかも誤解の原因だしさ、女と同じベッドで寝たなんて知ったらルビーのやつたぶん、 「おおおおおおおおおおおんなあああぁぁぁ!?」 ってな具合で叫んで…ん? 今俺の脳内な割にはずいぶんリアルな叫びだったぞ? はて、と思ってクルリと顔だけ振り向けば、 「あ。」 ばっちりゆでダコみたいに真っ赤になったルビーと、俺の目が合った。 俺は少し視線を外してたっぷり5秒考えて、笑顔で言った。 「おはよルビー。」 「あ、うんおはようアメジスト。って違~う!!朝から何してるんだキミは~!!?」 顔を反らして両手で隠して、でも視線をチラチラよこして言うルビー。 最早俺の傷は目に写っても脳まで届いてないらしい。 つか今のノリツッコミ?
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