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声の主は…
入って来た部屋に繋がっている別の扉から出てきた
金と茶混じりのボブで白肌に灰眼の小柄な白衣を着た女の子に見える女性
男は急いで箱を床に置いて敬礼をし
「おはようございます。今日から、こちらPPP部署に異動になりました!倭月 圭です!!」
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倭月 圭(わづき けい)
年齢27歳。
この物語の主人公の1人。
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PPP=超能力者という意味。
ノーマル=普通の人間。
PPP部署とは……PPPのみ所属で仕事が依頼されてから動く部署の事。
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「し~っ!!」
何か答えてくれるかと思ったが返ってきたのは人差し指を口の前に当てる女性
「えっ?」
敬礼した圭は女性の反応に首を傾げた
「寝ている人がいるの!」
小声で行動の理由を話しながら出てきた扉を指差す女性
圭は敬礼した手を口に覆い頷く
「あっ…すんません。」
「いいよ。知らないもんね。」
女性は大丈夫だよ。と安心させるように微笑む
「は、はい……」
圭は女性の頬笑みに少し胸が高鳴る。
「こちらへどうぞ」
女性は圭を白いふわふわの絨毯の上にあるソファーが3つ、クッションがいくつかあり、ソファーとテーブルの前には大きなTVがあるスペース
名付けるなら団欒スペースへ招く
「どうも」
圭は黒い革のソファーに座り持ってきた箱を足元に置く
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