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ルイトが放った電流は圭が座っていたソファーからデスクの集まりを越して、壁を焦がしていた
「てめぇ…喧嘩売ってんなら買うぞ?」
「能力を見せただけだ。どうやら人事は使えるPSを寄越したな。」
電気を流す為に使った銀プレートのペンダントをブラウスにしまい、煙草を灰皿で消した
「なっ!?」
圭とシェリが驚きを見せる
「ルイト!なんで圭さんがPSって?ねぇ、なんで!?」
珈琲を飲むルイトを軽く揺すりながら問いかけるシェリ
「零れる。零れる。」
シェリの頭を片手で掴み引き剥がす。
「はい、シェリさん。PSになる条件はなんですか?」
「え、えっと…【二つ以上の能力持ち。】【それぞれの能力が適合の%が700以上。】【特殊任務の成功】の3つよ。」
「そう…倭月が来る事は、先月部長から聞いていた。
まず二つ以上の能力…倭月は水使いとテレポート。次に%だが今のを見る限り880・760ってとこ。最後の任務はその能力値には楽勝でしょ。」
シェリはルイトの解析にまた驚く
「凄―い!!ルイト」
圭は唖然としていたが…
ルイトは直ぐにククッと笑い
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