FILE5 測定

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「篠芹くん、君とパートナー君の能力を手本として学生の優秀な子達に見せてやりたくて、いつもより大人数だが…良いかの?」 「コンブレー教授の子達…」 ルイトが見渡すと、学生服の集団が一礼した。 「あの子達ですか…私は、構いません。倭月!」 ロッサから離れてルイトの近くに行く圭 「聞いていたよ。俺も構いません。俺なんかで良いのかと思うぐらいッス。」 「ホッホッ…君が倭月 圭くんだね。ワシはルゼット・コンブレーじゃ。よろしく頼むよ。」 「倭月です。」 コンブレーと圭は握手を交わしてルイトと歩き出した 「ホッホッ…良いパートナーを持ったの。篠芹くん。」 「光栄です。コンブレー教授。でもまだまだです。」 「相変わらず手厳しい。もうちょっと、柔らかくないと…彼氏が出来んぞ。」 「きょ、教授!」 頬を赤らめたルイトにコンブレーが笑う。 「ホッホッ…冗談じゃ。倭月くん、水の騎士と呼ばれるだけある顔じゃのぅ。」 「え?あっ、ありがとうございます。」 「さて、紹介しようかの…ワシが理事をしとる各学校の成績優秀な生徒…10名じゃ。」 ルイト、圭の前にいる学生服の男女10名が一礼する。
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