212人が本棚に入れています
本棚に追加
/334ページ
男は窓に背をつけ
「な、なんで…まだ10階って…報告が…」
「あぁ…最初はカッコよく相手をしていたんだが…飽きちゃって…ドラマみたいにいかないね。ここ(20階)まで、テレポートで来ちゃいました。」
圭の発言の終わりと同時に…
圭の頭にルイトの拳が落下
「いってぇぇ!!」
「そんな理由で能力を使わない馬鹿がいるか!!何か策があるかと思えば…くだらん。」
「るっせぇな!少しは付き合え!」
「何故、先輩の私がお前に付き合わなければいけない。」
「だから!!人生の先輩は俺だ!」
「PPP部の先輩は私だ。おっさん」
「お!?おっさん?…俺は、まだ27だ!」
「おっさんだろ。」
「てめぇ!」
そんな2人の口論を見ていた男が窓に背をつけながら、横にずれると…
足下に小さな雷が落ちる
銀のプレートを右手の人差し指と中指の2本で挟んで持つルイト…銀のプレートの周りには電気が走っていた。
「誰が動いて良いと言った。カス。」
男を睨むルイト
最初のコメントを投稿しよう!