*名残

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*名残

  貴方の好きな服を着て 貴方の好きな化粧をし 貴方と二人で歩いてる 貴方が私の肩を抱き 貴方の顔が近づいて 貴方は私に こう言うの 「イヴ 愛してる‥」 あぁっ 神様!! これが夢なら覚めないで‥ そこで私は夢から覚める。最近 この夢ばかり‥ 天国から地獄へ堕ちていく私。 雅史は、もう隣に居ないのに‥ 彼は、突然私の前から消えた。 何も言わずに‥ この気持ちだけを置き去りにして‥ このまま家に居ても、辛くなるだけだ。 街に出て、外の空気に触れて来よう。 私は、街に出た。       ‐次へ‐  
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