9人が本棚に入れています
本棚に追加
*秘め事
気温も少しずつだが暖かくなり、春の匂いがすぐそこまで訪れ始めてた、よく晴れた日曜日。
「ヒロキ。 お姉ちゃんの言うこと聞いて、ちゃんとお留守番よろしくね。 夜迄には帰るから。」
そう言って、朝早くから母は、単身赴任中の父の世話をしに家を出た。
留守を任された二人は、昼を過ぎたというのにカーテンも開けず、何やらモゾモゾ始めたようである‥
「お、お姉ちゃん‥ もう‥」
「フフ‥ ヒロキったら‥ お姉ちゃんの触って」
「や、柔らかい‥ お姉ちゃんの柔らかい‥」
「ヒロキのは、こんなに硬い‥ ほらっお姉ちゃんが‥」
「お、お姉ちゃん お姉ちゃんっ!!」
「しょうがないわね‥ ほらっこうよ‥ そう‥ まずはゆっくり‥」
「お姉ちゃん!! ハァハァ‥ こう? こう?」
「そうよヒロキ‥ いいわ‥ もっと腰を使って‥ 」
「お姉ちゃん!! お姉ちゃん!!」
「もっと腰を‥ そう‥ 上手よヒロキ‥ お姉ちゃんのを、もう一度触って‥」
「柔らかいよぉ‥ お姉ちゃんの柔らかい‥」
「柔らかいでしょ‥」
「これくらいじゃなきゃ、美味しいうどんは作れないわよ♪」
「お母さんに食べさせたいんでしょ?」
母親想いのヒロキのために、姉は一生懸命うどんのコネ方を教えている。
せっかくの晴れた日曜日。
外で友達と遊びたいだろうに‥
弟想いの姉は、ヒロキの想いを優先させた‥
なんて素敵な光景だろうか。
「ほらヒロキ♪ だいぶ柔らかくなってきたよ。」
「もう少し頑張って♪」
「うん♪ お姉ちゃん♪」
そんな姉の優しさを受け止めて、ヒロキは一生懸命にうどんをコネている‥
テーブルに股間を擦りつけながら‥
‐完‐
最初のコメントを投稿しよう!