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「ちょっとぐらいいいだろう」
「遊ぼうぜ」
「やめて!!」
現場に行くと不良二人が一人の女の子を囲んでいた。
「やめて……ヒクッ…やめてください」
不良に囲まれている女の子の方は今にも泣きそうな顔している。
これは助けなきゃ男が廃るな。
「おい!!そこの不良AとBその子を解放してやれ!!」
「あぁん!誰だガキィ!!」
「シめんぞガキが!!」
「ぅぅ!!助けてください!」
俺が格好よく登場すると不良二人が何か言ってるけどよくわからない。
今気付いたけど女の子は俺と同じ学校の制服を着てるじゃん。
凄く震えてる……恐いんだろうな。
「君は逃げてて、ここは俺に任せとけ!」
「で…でも」
女の子は俺一人置いて逃げるのは気が引けるらしい。
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