第1話 狐なアイツ

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相変わらず手を出すのが早いな。こいつには忍耐ってものはないのか? 「とりあえず上がるわよ」 「ちょっと待った!」 「なんで?」 キツネっ娘がいるからなんて言えるわけがない 「え、え~と部屋が散らかってるしさ」 「いつものことじゃん」 手強いな…だが負けねえ! 「宇宙人が…」 「はい?」 「なんでもないです」 やべぇ!ちょっとチビりそうになった
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