No2

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次の日、いつもの仕事を早めに済ませ、俺とAはBのいる玄関先へ集合した。 そして女将さんが出てくるのを待った。 しばらくすると女将さんは盆に飯を載せて出てきて、2階に上がる階段のドアを開くと、 奥のほうに消えていった。ここで説明しておくと、2階へ続く階段は、玄関を出て外にある。 1階の室内から2階へ行く階段は俺達の見たところでは確認できなかった。 玄関を出て壁伝いに進み角を曲がると、そこの壁にドアがある。 そこを開けると階段がある。わかりずらかったらごめん。 とりあえずそこに消えてった女将さんは、Bの言ったとおり5分ほど経つと戻ってきて、 お盆の上の飯は空だった。そして俺達に気づかないまま、1階に入っていった。 B「な?早いだろ?」 俺「ああ、確かに早いな」 A「なにがあるんだ?上」 B「知らない。見に行く?」 A「ぶっちゃけ俺、今ちょーびびってるけど?」 B「俺もですけど?」 俺「とりあえず行ってみるべ」 そう言って3人で2階に続く階段のドアの前に行ったんだ。 A「鍵とか閉まってないの?」 というAの心配をよそに、俺がドアノブを回すと、すんなり開いた。 「カチャ」
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