1*哀してる

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私たちが付き合い始めたのは高1の時…くぅとは同じクラスだった… そして、入学して3ヶ月経った夏休み明け… 私は、くぅに気持ちを伝えた… くぅは“俺も好きだ!!!”って言って顔を真っ赤にさせた それからは、毎日がとても楽しかった……… でも、2年になったときのこと… 私たちはまた同じクラスになった… くぅと私は残り物じゃんけんで偶然同じ委員会に入った… そして、委員会の時 「あれ?くぅ?」 「あっ、雨音」 くぅと雨音との久しぶりの会話だったらしい… くぅはもともと雨音と同じバスケ部に入っていた… バスケ部は女子が雨音を合わせて2人、だから女子はバスケ部マネージャーとして部に入っている…でも、練習は欠かさないらしい…そして、なにより仲のいい部活だったらしい… でも、くぅは足の捻挫を繰り返し足を手術…部活が出来ない足になってしまった… 「あっ、うみ、こいつは雨音っていって部活の元同士で中学からのダチ」 『こんにちは砂海です』 「よろしくね、砂海ちゃん」 『よろしく、雨音ちゃん』 「呼び捨てでいいよ」 『私も呼び捨てで』 初めて雨音に会った時はまだくぅは赤くなったりしなかった… でも、委員会がある度に話しかけてくる雨音をくぅはだんだんと意識していくようになった 雨音は気を使ったのか私の前でくぅと呼ばなくなった きっと雨音は部活に入っている時からくぅの事が好きなんだと私は思った
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