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「え、っと…まぁ…その…」
じっとこっちを見てくる忍足さん
大阪だなんて言いたくない…汗
多分何かに勘づいてる。言ったらばれるよ。潜入捜査だって
「お話中申し訳ありません忍足様。景吾様からお電話です。」
「跡部から?なんや?」
そういって電話を受けとる忍足さん
ヤバイやん。どうしよう…くれぐれも関西弁だけはださんようにせな…でも忍足さんが関西弁やからつられてまいそうっ…!
「今?あぁ、碓羽さんとおるけど。…は?それマジで言うてるんか?」
電話をしながらチラリと私を見た
な…なんや?
まさかバレてもうた?
って今バレて四天に帰ったら…
蔵部長に殺されるっ……!!
「…いまからか?あぁ。わかった。それは跡部からちゃんと言いや、俺言いたくないからな」
ピッと電話を切って運転手さんに何かを告げた後またこちらに向き合う
「あー…。何の話やったっけ…」
チャンス!
ここで話題を変えたらいける!
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