4章 新たな生活

3/5
前へ
/32ページ
次へ
エリンからの話を聞いたエサルは驚きを隠せないでいた 「そうなの…。犬の耳と尻尾を持つ子なのね。 私は聞いた事がないわ。まぁ、危険性が無いのなら、カザルムに置いておいてもいいでしょう。 その代わり、エリン。貴方が責任を負うことになるわよ」 「はい。分かっています。 これから、ラウにカザルムの中を見せてやりたいのですが、よろしいでしょうか?」 「ええ。良いわよ」 「ありがとうございます。 では、失礼します」 エリンが出ていった後に、エサルは『ふぅ』とため息をついた 『もう……。あの子はいつもこうなんだから………』
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

83人が本棚に入れています
本棚に追加