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エリンからの話を聞いたエサルは驚きを隠せないでいた
「そうなの…。犬の耳と尻尾を持つ子なのね。
私は聞いた事がないわ。まぁ、危険性が無いのなら、カザルムに置いておいてもいいでしょう。
その代わり、エリン。貴方が責任を負うことになるわよ」
「はい。分かっています。
これから、ラウにカザルムの中を見せてやりたいのですが、よろしいでしょうか?」
「ええ。良いわよ」
「ありがとうございます。
では、失礼します」
エリンが出ていった後に、エサルは『ふぅ』とため息をついた
『もう……。あの子はいつもこうなんだから………』
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