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「ラウ!起きて!!
今日はカザルムを案内するわよ。
……あれ?」
部屋に入りながら言ったエリンはラウを見て驚いた
もう既にラウはきちんと起きており、尻尾を振りながら布団の脇に座っていた
「おはようございます。主。
寝室は整えておきました」
そう言って、皺一つ残っていない布団に目を向けた
「おはよう。ラウ。寝室を整えてくれて、ありがとう
………さぁ、朝餉を食べに行きましょう」
「え?ご一緒しても良いのですか?」
「勿論よ!さぁ、行くわよ!」
戸惑いながらも、嬉しそうなラウを、急かすようにしてエリンは食堂へ連れていった
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