4章 新たな生活

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「ラウ!起きて!! 今日はカザルムを案内するわよ。 ……あれ?」 部屋に入りながら言ったエリンはラウを見て驚いた もう既にラウはきちんと起きており、尻尾を振りながら布団の脇に座っていた 「おはようございます。主。 寝室は整えておきました」 そう言って、皺一つ残っていない布団に目を向けた 「おはよう。ラウ。寝室を整えてくれて、ありがとう ………さぁ、朝餉を食べに行きましょう」 「え?ご一緒しても良いのですか?」 「勿論よ!さぁ、行くわよ!」 戸惑いながらも、嬉しそうなラウを、急かすようにしてエリンは食堂へ連れていった
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