1章 逃走

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「いたぞ!!追えっ!」 土砂降りの雨の中、怒声とともに沢山の人間の足音が響く… 「弓矢、用意!!」 「射て!! その声と供にに大量の矢が一つの体目がけて降注ぐ… 体に沢山の矢を受けながらも少年は走った 逃げきれたと思った瞬間 『ガラガラッ ドシャーン!!』 足元が崩れ、既に獣と化している谷底の川へ放り投げられてしまった… もがけばもがくほど肺に水が入り込んでくる 少年は………気を失った
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