その、幼女たちは突然に…

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「マコに沙紗にミケね、かわいいじゃん」 「ありがとぉ!」 はい、どう致しまして。って、んなアホな。俺は誰と会話しているんだ! 「マコだよぉ!かわいいって言ってくれたからありがとぉっていったのぉ」 とうとう、頭が逝かれたと思い、振り向くと、そこには可愛らしい幼女がいた。 「お前は…一体…?マコ?マコだと?それに、耳?」 彼女の頭には猫耳。しかも垂れ耳。可愛すぎる。リアルにヤバい。その…もうひとりの俺が。 「拾ってくれてありがとぉね?だからお返ししてあげるぅ!」 その時、俺は座っていた。その上にマコはモゾモゾとにじりよってくる。 「おいおい、マコ?一体何を…っ!?」 マコはいきなり俺の首筋をペロペロと舐めだした。マコにとってはじゃれてるのだろう。 だが俺は美幼女に首筋を舐められているといういろいろ大変な状況である。 ……男性読者なら…分かるだろ?何が大変なのか……しかも首筋は反則だろう。 ピチャピチャ いやらしい水音がすぐ耳元で聞こえて、イケない気分になる。 「ぅあ…ヤバっ」 おまけに、息子に膝が当たってる…… 「んっ?拓未ぃ。この硬いのなぁに?」 その一言で、俺の理性は脆く砕けた。マコと体勢を入れ替える。 「んわっ!?拓未ぃなにぃ?」 「わりぃ、マコ少し我慢してくれ…」 「何で?」 「何でって…」 危なかった。危うく人として道を踏み外しかけた。 一回落ち着こう、うん ……よし…落ち着いた もうひとりの俺が。
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