†旅のはじまり†

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気付いたらそこにいた。 ボクは ひとりぼっち。 「ふぁ~…今日もいい天気だなあ」 今日も いつもと同じ1日が始まった。 いや、始まるはずだった。 ボクが旅に出るまでは。 ボクは、ちっちゃらぼっち。 なんでちっちゃらぼっちなのかわからないし、ボクがどこで生まれたのかもわからない。 そう。ボクは、生まれた時からずっとひとりぼっちなんだ。 ボクは、ずっと一人で生きてきた。でもある日、思ったんだ。 ボクの仲間…友達…どこにいる?ずっとひとりぼっちのまま、生きていくのだろうか。どこかにボクの仲間がいるのではないのだろうか。 ならば、仲間を探しに旅に出よう。ずっとひとりぼっちでいるより、ずっと楽しいと思うから…。 ボクは、旅に出る決心をした。
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