第1章 出会えた日

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「人がせっかく!!  声をかけて  いるのに!!」 「僕は君に頼んで  いないよ」 「何だと!!」 タケシはまた、怒り。 もう一度、翔を 殴ろうとした。 歩は大きい声がした。 『やめなさいよ!!』 翔とタケシは声が する方を見る。 そこに翔と同じ クラスの歩が 立っていた。 「お前には関係ない  だろうが!!」 『そうだけど!?  いじめをやめないと  先生に言うから!!  いいの!?』 タケシは翔から 離れた。 「分かったよ…」 タケシはどこかに 行ってしまった。 歩は翔に近寄る。 『大丈夫?』 歩は翔に手を 差し出した。 翔は歩が差し出した、 手を無視して立つ。 『大丈夫だねぇ』 歩は笑顔で、 翔に右手を差し出す。 「なに?」 『握手だよ』 「何の為?」 『友達になるため』 「いらないよ」 『何で?』 「友達とかは、、、」 歩は無理矢理、 翔の右手に握手した。 「あたしは上山 歩、  よろしくねぇ」 あたしもどうして、 その鼓動をしたのか 分からない。 でも、友達に なりたいって 思ったのは本当だった。
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