1人が本棚に入れています
本棚に追加
少女は更に銃弾を一発、教師に放った。
放った銃弾は教師の右の太股に着弾し太股から下が吹き飛んだ。教師はその場に痙攣しながら倒れた。
そして少女は銃の構えを解き、口を開く
「あんた…なんで動いてるの??……っ!?まずあんたより先にあいつの相手しなきゃ」
再び銃を構えた少女は倒れていたはずの教師を睨む、その先には左腕、右足を失ったはずの教師が"人間のもの"ではないものを失った部分に生やしで立ち上がっていた。
「あ゛ぁぁぁ…、今のは効いたぞ…人間」
もはやそこにいたのは潤がしる教師ではなかった…
(あんなのただの―化け物だ)
左腕からは元の腕の三倍はありそうな腕が生えてきて、それぞれ両方とも鋭い爪があった。
「ちょっとあんた!!今は説明できないけど出来るだけ遠くへ逃げて!!」
「わ、わかった!!」
そう少女から言われ、潤は背中に大量の冷や汗をかきながら立ち、逃げ出した。
最初のコメントを投稿しよう!