崩れる日常

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少女は更に銃弾を一発、教師に放った。 放った銃弾は教師の右の太股に着弾し太股から下が吹き飛んだ。教師はその場に痙攣しながら倒れた。 そして少女は銃の構えを解き、口を開く 「あんた…なんで動いてるの??……っ!?まずあんたより先にあいつの相手しなきゃ」 再び銃を構えた少女は倒れていたはずの教師を睨む、その先には左腕、右足を失ったはずの教師が"人間のもの"ではないものを失った部分に生やしで立ち上がっていた。 「あ゛ぁぁぁ…、今のは効いたぞ…人間」 もはやそこにいたのは潤がしる教師ではなかった… (あんなのただの―化け物だ) 左腕からは元の腕の三倍はありそうな腕が生えてきて、それぞれ両方とも鋭い爪があった。 「ちょっとあんた!!今は説明できないけど出来るだけ遠くへ逃げて!!」 「わ、わかった!!」 そう少女から言われ、潤は背中に大量の冷や汗をかきながら立ち、逃げ出した。
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