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週末は毎週行きつけのナイトの店で朝まで遊んでました。
いつもなら、スナックの女の子を連れているのだが、その日はたまたま都合が合わず、一人でカウンタの隅で飲んでました。
行きつけと言うこともあって、他の常連さん達とも仲が良く、一人で行っても話し相手に事欠かないのだ。
そんな時、ふと逆端に座ってる女の子に気付いた。
その娘も常連でたまに近くに座ると話したりするのだが、自分が通ってるお店の娘でもないので、それほど親しいと言うほどではなかった。
彼女と視線が合ったので軽く会釈をする。
彼女も笑顔で答えてくれた。
しばらくすると、彼女から「一人なら一緒に飲もうよ」と言ってきた。
私は断る理由もないので、彼女の隣の席に移り、一緒に飲むことになった。
顔見知りと言うこともあり、そこそこ話も盛り上がり、時間も既に3時を回っていた。
彼女「そろそろ眠くなったから送って行ってよ」
私はまだ飲み足りなかったが、仕方なく送っていくことになった。
「どこすんでるの?」
「すく近くよ」と言う彼女。
私たちは、路駐しているタクシーに乗った。
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