嵐を呼ぶ女

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すると、ぼそっと刑戦装束の女が「もう一発イキマスか?」と呟くと辺りは静まり返った。 「ねぇねぇ剣ちゃん。 これじゃあお披露目会の必要無くなっちゃったね~」 やちるは、何故みんなが蹲っているのか理解できていない様子。 「なっ!?副隊長、俺は認めねぇっすよ!あんな卑怯な!!」 自分からかかっていったとは言え、巻き添えを食らった、一角は納得できるわけもなく… 「斑目三席。 戦場では卑怯も糞もないですよ。相手を仕留めるのに急所を狙うのは基本中の基本です。」
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