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私はこの時から
崩壊への一歩を歩みはじめていた。
私は足早に雑貨屋に向かった。
「コトミ!!ミリ!」
そこにはコトミとミリが
つけまつげを鞄に忍ばせていた。
「おっ!!ユイ~どうだった?」
「ぜんぜん平気だったあ!!なんかあっけなびっくり」
「それ、"おっかなびっくり"だからぁー」
するとコトミ達の目の前には
化粧品やら、アクセサリーやら…たくさんのものがおいてあった。
「これ…も?」
「うんっ!!ユイもできる?」
ハマッてしまった。
抜け出せない。
"万引き"の虜。
「…やる。」
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