デビュー

6/14
前へ
/44ページ
次へ
私はこの時から 崩壊への一歩を歩みはじめていた。 私は足早に雑貨屋に向かった。 「コトミ!!ミリ!」 そこにはコトミとミリが つけまつげを鞄に忍ばせていた。 「おっ!!ユイ~どうだった?」 「ぜんぜん平気だったあ!!なんかあっけなびっくり」 「それ、"おっかなびっくり"だからぁー」 するとコトミ達の目の前には 化粧品やら、アクセサリーやら…たくさんのものがおいてあった。 「これ…も?」 「うんっ!!ユイもできる?」 ハマッてしまった。 抜け出せない。 "万引き"の虜。 「…やる。」
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

156人が本棚に入れています
本棚に追加