156人が本棚に入れています
本棚に追加
テーブルに代金をおいてにげるように部屋を出た。
「まじ気分わりい。」
イライラしながら
帰りに服でもパクるか
と考えていた。
「待てよ!!」
うしろを振り返るとソウタがきた。
「ユイちゃんさー、あんまり万引きしすぎないようにね?」
「はあっ?!してないからっ!!」
図星を突かれるとデカイ声になってしまう。
人間の性質だ。
「オレさ、リンカのいとこだから知ってんのよ」
「いとこだったんだ…
通りで雰囲気似てると思った…」
「ま、俺も常習犯だったし。じゃーな」
ソウタが手を振ってるのを横目で見て帰路についた。
最初のコメントを投稿しよう!