-はじまり-

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--キラキラ光る空 大好きな曲が流れる そんな素敵な朝-- “知衣子~” 遠くから聞こえる声‥ 『ん…』 “遅刻するよ~” そう。遅刻‥ 遅刻っ!? 『んあぁーー!!!⚡』 飛び起きた私。 時計を見る‥‥ am7:10 『ぎゃあぁあ~遅刻する💦』 私、緑川知衣子。 めでたく高校に入学し、今日から初登校っ。 なのだが‥間に合うか💦 急いで着替えて髪をセットし、化粧して‥ 時間はないけど空腹は敵!!‥ミニメロンパン片手にダッーシュ💨💨💨 すると-- 『あ~遅刻魔っやーっと来たか☆』 第一声をあげたのはショートヘアで長身の、斎藤奈緒。 美人だしスタイルも良くて、おまけに頭もイイ。 ノロマなあたしをいつも引っ張っていってくれるお姉さんみたいな感じかな☆ 『お前‥チーク濃すぎ』 最低~な駄目だししてくるのは冴島豊。 昔からあたしの事からかっては楽しむヤツ! ‥でも根は優しくて友達思いなヤツ。 『慌てなくてもまだ時間あるから大丈夫だよっ。荷物もってやるよ』 優しく声をかけてくれたのは高山修二。 優しくて頭も良くてかっこいい☆昔から女子からモテまくりな修二。 1番落ち着いてて、私達のまとめ役?(笑) そんなわけで、私達四人は昔から幼なじみで仲良くしてきた。 いつも当たり前に一緒にいた。 男女なんて関係なく、ただ一緒に居て楽しくて‥一緒に居て安心してたんだ。
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