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豊『‥‥‥‥‥』
奈緒『‥‥‥‥‥』
出来上がったプリクラを大事そうに鞄にしまう奈緒。
あれから二人とも無言で、とりあえず近くにあるコーヒーショップに入った。
奈緒『‥‥‥‥豊は、』
やっぱり先に口を開いたのは奈緒だった。
豊『‥うん?』
奈緒『豊の中にいる私って、少しは大きくなってるのかな?』
なってる‥のかも。
だけど‥‥‥‥
奈緒『‥深く悩まないでよ。少しくらい変わったかなーて、そう思いたいだけだし。豊の気持ちは分かってるって前に言ったでしょ?』
豊『‥‥‥‥‥‥』
俺、応えられないくせに二度も何やってんだろう。
奈緒の気持ちに甘えて、何て身勝手な男なんだよ。
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