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キ「うまく逃げたな」
シ「あんなの食べたら死んじゃいますよ」
キ「僕もよく生きてるよな」
ル「あっ、そうだ、アークエンジェルから通信が来てますよ」
キ「アークエンジェルから?」
ル「はい」
キ「急いで行かないと」
シ「そうだ、隊長、整備の人達がハッチに来てくれって」
キ「どうしたんだろう?」
シ「あんたの機体がピーキー過ぎるからじゃ無いですか?」
キ「そうかなぁ」
ル「前の大戦から更に強くなってますからね隊長の機体」
キ「前の大戦時に君達と戦ったお陰でドラグーンとNジャマーキャンセラーが壊れてしまってね、また大戦を起こさない為に、ううん、起きてしまっても止められる様に、だから、力だけでも想いだけでもね」
ル「あれ、でも傷一つ付かなかったはずじゃ」
シ「レイに聞いた事が有る、ドラグーンシステムはまだ完全じゃ無いって」
キ「うん、だからあの大戦の終わった後、直ぐに機能を完全に停止して分解した、あの力は強すぎたからね、だけど、一年前にアスランがザフトの議長になるって言い出してね、なら僕もって」
ル「どうして?戦いをきらっていた貴方がザフトに?」
キ「友達が間違えた道を進まないようにするのも、友達の役割だと思うからかな」
ル「そうだったんですか」
シ「あれ、でも今の議長って」
キ「ムゥさんだよ」
シ「どうしてあの人は………」
キ「アスランはなろうとしたけどその前にムゥさんが止めたらしいよ」
ル「らしいと言うのは?」
キ「マリューさんから聞いたんだ」
シ「マリュー?」
ル「浮沈艦アークエンジェルの前艦長ですよね」
ラ「ええ、強いのに優しい艦長です」
キ「あの人が居なかったら僕はあの時に死んでたよ」
シ「あの時?」
ル「本当にもぅ、四年前の大戦の時、浮沈艦アークエンジェルと一緒に戦っていたGストライクのパイロットよ」
シ「ストライク?」
ル「それも知らないの?インパルスの元になった機体なのに」
シ「ふーん」
キ「それより速く行こうか?アークエンジェルの艦長様に怒られる」
ラ「そうですわね」
シ「アークエンジェルの艦長?」
ル「誰?」
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