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と戻ろうとした時。
ドサとヅラが侍にぶつかった。
「おい!!ガキ!!どこ見てあるいてんだぁああ!!」
「ごめんなさい。」
ぶつかった侍に謝った。怒った侍がヅラに切りかかろうとした。
それを俺が止める。「んだぁ!!そこの白髪ガキ!!いい気に
なりやがって!!まるで鬼みたいな容姿してやがって!!」
久しぶりに言われた言葉。
「銀時はそんなことない!!もふもふしててきれいな銀髪だし
赤い目も俺は好きだ!!銀時を鬼扱いするな!!!!」
「うるせぇガキだ!!へぇ良い顔してるじゃねぇか・・・ちょっとやらせてもらうか・・・」
ヅラに触るんじゃねぇ!!そんな気持ち悪い手で綺麗なヅラを汚すんじゃねえ!!
俺は勝手に体が動いてたその侍を切っていた。返り血がつく。侍は死んだのだ。
「銀・・・時・・・・」
俺を見たヅラの目は俺を恐れる目でみてた。塾に戻ると松陽先生が居た。
「銀時その格好・・・血がついてるじゃないですか!!!どうしたんです!!」
松陽先生が心配そうな顔で俺の肩をつかむ。
「理由はあとで聞きます。銀時あなたはお風呂に入ってきなさい。
晋助とは帰るのが入れ違いになってしまったようで晋助は家に帰りました。」
ヅラのやつ・・・俺のこと嫌いになったかな。でも俺のこと嫌いになって皆と一緒に居る方が
ヅラにとって良いのかもしれない。前見たいになるだけのことなのに。
なぜか悲しいこれが松陽先生が言ってた気持ち。目から汁が出てきたこれが涙。
悲しい時に出る物。なんでヅラに見られただけでこんなに悲しいんだろう。苦しいんだろう。
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