桂神

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「はいよ~今出るアルネ!!」 玄関を開ける。そこにはヅラが立っていた。 「リーダー銀時はいるか?」 「銀ちゃんに会いに来たアルカ?」 「銀時に用があってな。で銀時は?」 いつもヅラは銀ちゃんに用があると言う。 銀ちゃんとヅラは友達だから仕方ないと思うネ。 私に会いに来たとかは一度もないネ。 「銀ちゃんは今出かけてるネ。3時ごろには帰ってくると思うネ!!」 ヅラは「そうか」と言ってでなおそうとする。 「ヅラ!!銀ちゃんが帰ってくるまでここにいるネ!!」 私はヅラにお茶を用意する。ソファに座りお茶を飲んでいる。 話はしていない。何を話せば良いのかが分からないネ。 どうしようなんか話さなきゃこの空気耐えられないヨ・・ 「リーダー銀時は最近どうしてる?」 ヅラは銀ちゃんのことを聞く。 突然のことに戸惑う。 「銀ちゃんはいつもの用にだらだらしてるネ!!依頼もあまり来ないネ!! あいかわらず甘い物は取ってるし月曜日たまに土曜日にジャンプは買ってるし 普通あるけどどうしたネ?」 急にヅラの顔が寂しさの表情になっていた。 「嫌なんでもないんだ!!大丈夫だ!!リーダー!!」 ヅラは無理やり笑顔を作る。 「嘘ネ!!ヅラ顔の表情無理やり笑ってるネ!!そのうち銀ちゃんに も気づかれるネ!!ヅラ何かあったアルネ!!何があったネ!!」 私は叫んだ。ヅラにこれ以上苦しい想いなどして欲しくないから・・・ 「リーダー!!本当に大丈夫だから・・・」 また無理やりの笑顔になる。 「ヅラ私じゃ力になれないアルカ?銀ちゃんの方が力になるアルカ? ヅラは私が天人だからいけないアルカ?ヅラの力になりたいネ・・・ ヅラは・・・私のこと 嫌いアルカ・・・?」 とうとう本音をぶつけてしまった。そして泣いてしまった。 「嫌いなわけないだろう・・・リーダー。すまない。リーダーを 傷つけてしまってでも俺は大丈夫だ。リーダーや新八君が居てくれて 俺はうれしい。銀時に家族ができたからな。」 ヅラは私に優しい言葉をくれる。ヅラに私は抱きついてしまった。 ヅラが抱きしめてくれる。3時ごろになるまで思い切り泣いたネ。 「ヅラごめんアル!!考えすぎたネ・・・」 ヅラも本当に家族になって欲しいと本当に思った。
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