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「じゃあ決まりな。純、弘明と一緒にこいつらの面倒も見てやってくれ。」
涼は何か納得出来ないような顔をしているようにも見えたが、特にそれ以上の反論はしなかった。
「純さん、よろしくお願いしまーす。」
「がんばりますっ!」
「それと....メイクも教えてもらえないかなー‥‥」
最後に話した梓を見て純は微笑んだ。
「はぁ....あたしらも純さんやキャシーさんみたいな色気があればなぁ....」
それは無理。
「あっ、そういえばシレーカン、大天使院に何の用事だったの?あたしに会いに来たとか?もうっ!この浮気者がっ!」
‥‥
「誰が浮気者だっ!?ていうか....俺は大天使院なんか行ってねーから。」
俺が手を振りながら否定すると、3人は顔を見合わせた。
「いたよね?」
「バックレてる。」
「やっぱり怪しい....」
おい....
またかよ....
一体俺のそっくりさんが何人いるんだよ....
「何か変ですね....ちょっと調べてみます。」
キャシーはそう言い残して会議室を出て行った。
「やっぱり私が見たアレも....」
アレとか言うなよ里沙....
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