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1時間後、弘明の前に立ったのは....
「弘明、武道に俺を指名するとはやる気だな!司令官、思い切りやらせてもらうっスよ!」
大河と....
「まあ確かにこの間の国立競技場では、はっきり言って足手まといだったわ....せめて両手で銃が撃てるくらいにはしてあげる。」
純だった。
「あ、あの....司令官?....なんで....お2人が....」
ちなみに防衛本部の中で一番厳しくて怖れられているのがこの2人だ。
「いやあ、君に早く1人前になって欲しくてな。まあ頑張れ。」
俺って親切だよなっ!
「じゃあさっそく行くかっ!」
大河は楽しそうに、顔面蒼白な弘明を連れて道場に向かった。
「司令官....はぁ....」
その様子を見ていた涼がため息をついた。
「ん?そう言えば涼も最近は鍛えてないだろ?どうだ一緒に....」
「遠慮しときます。」
返事はやっ!
しかも心なしか冷たいっ!
「全く涼はつれないなぁ....純、コーヒー入れてくれよ。」
純は相変わらずの色気を振りまきながらコーヒーを持って来た。
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