ずっと、ずっと。ずっと…。

― ７ ―

それから２日ほどは、美希とシフトが合うことも無く。
あれからどうしてるのか。
また、あの男に迫られてんのか。
気にはなったけど、確かめるまではできないまま。

３日過ぎて、店の前で美希にあった。

一瞬、挨拶を交わすのすら躊躇って、言葉が上手く出なかった。
美希も、同じみたいだった。

「…秀は、これから？」

先に口を開いたのは、美希の方だった。

「…うん。お前、終わったとこか。」

「ん。」

「お疲れ。」

「…うん。」

あれから、どうした？

またアイツに会った？

大丈夫なのか？

訊きたいことはいくつもあるのに・・・。