・プロローグ・

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まだ夕方だと思う… でも電気が付く音で目が覚めた。 ここは何処なんだろうか・・・ でも体がゆったりと出来るふかふかなベット。 自宅にも似たベットがあるけど、こんなに大きな物ではなく この部屋は暗い。 「・・・あ…学校…」 学校ううう! すっかり忘れてた!寝ぼけていられる場合じゃない。 昨日はどうしたんだっけ・・・ お父さんが話があると言い出して会食に連れて行かれたんだった。 豪華な食事に目の前には・・・ 「目が覚めたか?比奈…」 そうこんな声で優しく囁く綺麗な声。 「ええええええええええ」 「・・・うるせ・・・そんなに驚くなよ。 奥様?」 ニヤリと微笑む笑顔は眩しくクルンとしている毛先がかわいいこの人。
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