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「すみません・・・松本社長のお嬢さんとのこういう話になるとは正直自分も驚いていまして…」
「ほらお父さん困って・・・「でも」
でも?!
「こんなに可愛らしい方で驚きました。
是非結婚して下さい」
「そうかそうか一之瀬さんも賛成してくれるか!」
父と両手を取り合う一之瀬さんを見て私はどうしようもなく
困り果ててしまった。
父の前でプロポーズ・・・?
父は小さいながらも会社を経営している。
一之瀬さんの会社というのは大きな会社で、
たぶん…
普通のサラリーマンだと思う!
でも見るとイケメンだし・・・
今時あまり聞かない政略結婚みたいな感じでもなさそうだ。
言葉数も少なくなり
楽しくなってきた。
「比奈さん?何を飲んで・・・」
ん?
ここから記憶がない・・・。
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