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あたしの命を支えてるのは 『夢』という一本の柱。 ただそれにしがみついて それだけを頼りに 明日も見えないのに。 『そんな苦しいところから出ておいで』 『僕が楽にしてあげるからこっちへおいで』 違う 違う あたしは誰かのためには生きない。 あたしの生きる意味 あたしの生きてきた意味 あたしの存在そのもの とらないで。 これをなくしたら あたしは生きる意味もない。 頑張るから。 もっと頑張るから。 もっともっと上へ もっと頑張るから。 だからとらないで。 『そんなに頑張らなくていいよ。 少し休んでいいんだよ。』 その言葉とともに そっと握られた手は あのころと全く同じ 唯一 ゆっくり眠れる体温
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