序章
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「アナタってやっぱり面白い。」 俺は今の言葉で我に返る。 いつも変人呼ばわりされていたからいつもの回答じゃないと驚いていた。 「私、一度裏切られたの。それから夢とか希望とか信じられなくなった。」 「…。その夢とか希望を自分で信じないで叶うわけないじゃん。」 俺は言った。 そして続ける。 「決めた。俺がこの夢を叶えて、夢が叶うって証明してやる。」 理恵の目は点になっていた。
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