序章

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「怖いんやろ、また夢みたいなこと言って叶わないんが…。」 「…。」 理恵は黙った。 「大丈夫。声が聞こえるんだ。叶うって。」 「ふふ。やっぱ面白い人。なんか信じたくなった。」 理恵は笑った。 「大丈夫やから。絶対叶えたる。」 「うん。アナタの真っ直ぐな瞳に負けたわ。アナタ、名前はなんていうの?」
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