序章

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不意に志木は合掌し目を瞑った。 「[私に翼を下さい。]」 「よし、今日も日課終わり。」 そう、これが3歳の時からの日課。俺は誰かに囁かれてから叶うんじゃないかとずっと日課を続けてる。 まあさっきも言ったが十年叶ってないんだが。 「ここにいた。」 志木晴馬に誰かが話かけた。
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