序章

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「らしい、ってなんだよ。」 俺は理恵に尋ねた。 「ふふ。あの頃から何も変わってないってこと。」 そう。俺は理恵に出会ったのはここで。この崖みたいなとこで…。 その日も理恵から話しかけてきた。 「なにやってるんですか?」 俺はそっけなく答えた。 「アンタには関係のないこと。」
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