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あれからcity boyと芋はよく連絡したり、お互いの部屋を行き来するようになった。
一緒にいればいるほど芋はcity boyの弱さを知る事になり、知れば知るほどほって置けなくなった。
毎日city boyに会いたいと思ってしまった。
この気持ちを「好き」と言うんだろう。
でも私は一学期間したアメリカンへいることしかできない。
私の留学が終わったらもう一緒にはいてあげられない。
こんなにも寂しがりやで弱い子なんだもの。
すぐ帰る私なんかじゃ彼を支えてあげられない。
ましてや私なんてただの芋。city boyが私を相手にするはずもなくきっと体目的の都合のいい女としか思われていないだろう。
あのパーティー以来どちらからも「付き合おう」だとかそんな事を言う事はなかった。
でも、芋は決心した。
この関係、はっきりしたい、と。
もし相手が私の事を好きでなかったらそれはそれでいい。淋しさ紛らわすための一時的な女としか思っていないならそれはそれでいい。
ただはっきりしているのは芋はcity boyが好きってこと。 だから相手が好きでないとしても、芋がここにいられる限りcity boyの淋しさすべて紛らわしてあげようって決めた。
いまはただの夢。帰国したら何事もなかったかのようにいままで通りに過ごせばいいだけだから…。
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