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芋はcity boyの部屋へとゴロゴロと転がっていった。
ゴンゴンッ
と、強めにノック。
"Come in"
というcity boyの声。
大きく深呼吸して部屋へ入っていった。
「由愛!どうしたん?」
可愛いcity boyの笑顔。
「話しがある。」
緊張で顔もあげられない。
「うん、なに?」
city boyが私の顔を覗き込む。
「あのね、私達ってどんな関係?」
「え…?」
「だから、私たちの関係は?私って悠斗にとってなに」
「え…」
あぁ、明らかに困っている。やっぱり聞かないほうがよかったのかな。
city boyは私を抱き寄せた。優しく、優しく、私を包み込むように。
いまでもあの時の温もりは忘れられない。
「由愛は俺の彼女やで。」
えっ…。
彼女?
city boyさん、今なんと申しましたか?
この芋っころがcity boyさんの彼女!?
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