*はじめに

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これは私とアメリカで出会った彼の実話。 ただ今国境を越える遠距離恋愛が進行しているわけ。 でもさ、みんなは遠距離恋愛にどんなイメージをもっているのかな? 遠距離恋愛って会いたい時に会えないし、会いに行くためにはお金だってかかるし、いいことまったくない!って思っていたんだけれども、彼と遠距離になって気づいたことは『すべて当たり前ではない』ということ。 彼からのメール、電話、手紙、彼とすごす時間…彼の存在自体がわたしにとっては当たり前ではないって気づけた。 遠距離恋愛経験者ならわかるよね、会いたい時に会えないあの気持ち? どうしようもなく会いたいと思い、胸が苦しくなり、時には泣いたり。 その胸の痛みは彼への愛の大きさを表している。愛が大きくなればなるほど、ほらね、苦しくなるじゃない。 そこで実感する。 やっぱりこの人が好きって。 久しぶりに会った時に彼の顔、声、温もりすべてが愛おしくて、幸せじゃない?時には泣いちゃうくらいに会えた時の喜びを感じない? 久しぶりに会っただけでこんなに幸せを感じるなんて他の誰かじゃ感じない。彼だけじゃん。ほらね、やっぱりこんなにも彼が好きなんだね。 遠距離恋愛って悪い事ばかりじゃないよ。 だから胸はって遠距離恋愛しよう。 泣きたい時は泣いたっていいじゃない。 その涙の数だけ会えた時にはもっと幸せになれるから。 すべての遠距離恋愛者たちにlove & peace!
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